スリーエム ジャパンは、
少ない資材でより大きな効果のあるソリューションを
設計することで、
グローバル循環型経済を推進することにコミットしています。
製品や包装に循環性を取り入れ、
オペレーションにおいても、水資源、包装、廃棄物の
循環性を高めることが、 私たちの責任であると考えています。
ここでは、3Mの循環型経済活動の一部を紹介いたします。
サイエンスで循環型経済に貢献
■ グローバル サステナビリティゴール(2022年末時点)
2025年までに製造工程での廃棄物を売上対比で更に10%削減する。
2025年までに30%以上の製造拠点で埋め立て廃棄物ゼロ(のステータス)を達成する。
世界的な水の使用量を売上対比で次のとおり削減する。2022年までに10%、2025年までに20%、2030年までに25%削減する。※1
3Mの世界中の製造拠点において、2030年まで工業プロセスから自然に戻す水質を向上させる。※2,※3 まずは、世界で最も水使用量の多い製造拠点に最先端の浄水技術を導入し、2024年までに完全に稼働させることに注力する。
2025年までに3Mが製造活動を行っていて水ストレス(日常生活に不便のある状態)や水不足にあるコミュニティの100%で、コミュニティ全体規模の水管理への取り組みに協力する。
※1:2015年から2025年の間に水の使用量を10%削減することを目指した前回のコミットメントを拡大。2019年を基準測定年とする。
※2:特定金属、BOD/COD、シアン化合物、フッ化物、全窒素、油脂、PFAS、固形物(TDS/TSS)、硫酸塩などの優先成分の加重平均を改善することで実現。
※3:製造または工業プロセスで使用される水。家庭用(衛生、食堂など)として定義されていないすべての水使用を含む。
■ リユース・再生・リサイクルが可能な素材に
2025年末までに、化石資源由来のバージンプラスチックへの依存を1億2500万ポンド削減する。※
「2025年末までに包装や製品に使用する化石資源由来のバージンプラスチックの使用量を1億2500万ポンド削減する」という目標を設定。2021年以降、テープやディスペンサー、スポンジ、包装材、断熱材、光学フィルム、フロアパッド、吸着剤などの製品や包装においてリサイクル素材やバイオベース素材を取り入れ、5420万ポンドの削減に成功しました。
※2021年に制定。1億2500万ポンドは約56,700トン。
スコッチ・ブライト™ グリーナークリーンシリーズ紹介
アメリカでは2009年から、 日本では2022年から展開している、 リサイクル素材や植物由来の素材を使用した 製品シリーズです。 3Mでは、生活に身近なキッチンスポンジの分野で、 性能を犠牲にすることなく、 リサイクル素材や植物由来の素材を使用した 本製品の販売を通して、 消費者のサステナビリティを考える行動を サポートしていきたい考えです。
ネット部分にトウモロコシ由来の繊維を99%以上使用。 キズつけずに汚れを落とす。
スコッチ・ブライト™ グリーナークリーン PLAメッシュネット GC-PLA MN
素材:PLA
トウモロコシ由来の繊維を採用。数多くの繊維を一つにまとめた糸を使用しているため洗浄力に優れ、水切れが良いのが特長です。
スコッチ・ブライト™ グリーナークリーン PLAネットスポンジ GC-PLA NET
素材:PLA、ウレタンスポンジ
ネット部分にトウモロコシ由来の繊維を採用。数多くの繊維をまとめた糸を使用しているため洗浄力に優れ、たっぷり泡立ちます。
100%植物由来のセルローススポンジ使用。 不織布部分はリサイクル繊維100%使用。
スコッチ・ブライト™ グリーナークリーン セルローススポンジたわしハードな汚れを落とすタイプ GC-HD
素材:ポリエステル不織布 (研磨粒子つき) セルローススポンジ(植物繊維素)
スコッチ・ブライト™ グリーナークリーン セルローススポンジたわしキズつけないタイプ GC-NS
素材:ポリエステル不織布 セルローススポンジ(植物繊維素)
100%再生ポリエステル繊維使用の不織布と、100%植物由来の原料でできたセルローススポンジを貼り合わせました。吸水性や吸油性、油離れがよいため油汚れに強く、乾燥が早いのが特長。研磨粒子がついた「ハードな汚れを落とすタイプ」は、鉄鍋やフライパンなどのコゲやこびりつきをスッキリ落とし、研磨粒子なしの「キズつけないタイプ」は、食器やグラスなどにおすすめです。
スコッチ·ブライト™ スポンジ リサイクルプログラム
世界でリサイクルプログラムを展開する テラサイクルジャパンに協力いただき、 スポンジを使い終わった後、 リサイクルできるようになりました。 ブランド・メーカー問わず、 使用済みのキッチンスポンジを集めて リサイクルを行なっています。
テラサイクルジャパン
過剰な消費と使い捨ての文化が、世界的な環境問題を招いている現在。テラサイクルジャパンは「捨てるという概念を捨てよう」(Eliminating the Idea of Waste®)をミッションに、企業、行政機関、自治体、そして一般消費者のみなさまと一緒に、ごみを焼却したり埋め立てたりしないように活動をしています。